医師に確認するべき注射が痛くない方法7選
子どもの予防注射はスケジュール通りできていますか?
大人でも注射は痛くて苦手ですよね。
今回は子どもに泣かれないための、注射が痛くない方法を調べました。
予防注射をして【痛くない】って言ってもらえるように!
もちろん、大人にも活用できる方法です。
お伝えすること
予防注射で痛くない方法7選
先生!注射を痛くないように打って下さい。7つの確認ポイント
皮下注射と筋肉注射の違いって?
注射で痛くない方法7選
そもそも、身体に針が刺さるワケなので、注射が痛くないようにするには限界があります。
痛みは脳で感じるものなので、意外とおまじないが効いたりもします(笑)
注射が痛くない方法をまとめると
- 患部を冷やしておく
- 気をまぎらす
- 針をみないようにする
- 呼吸をして息を吐いている時に、注射を打ってもらう
- 患部をグーと圧迫しておく
- 筋肉をゆるめておく
- 痛くないと思い込むこと
順番に説明しますね。
注射の前に患部を冷やしておく
画像引用:おおたかの森こどもクリニック
冷罨法(れいあんぽう)とよばれるものです。
知覚神経にアプローチするため患部の痛みを和らげます。
痛みを抑える効果以外に、血管を収縮させたり、炎症を抑えたりできます。
予防接種のときに保冷剤を一つ持っていくと良いでしょう。
ガーゼにくるんで使いましょう。
注意点として、使っていいか病院の受付で確認してくださいね。
「子どもの予防接種ですが、痛みを軽減させたいので、患部を冷やしておいて良いですか?」
「何分前からしてください。」
「やらないで下さい」
と、お医者さんに確認して指示してくれるでしょう。
※血管を収縮させるので、静脈注射・点滴静脈内注射には使えません。
気をまぎらす
身体に力が入るとどうしても痛みを感じやすくなります。
注射を打つ時に、お医者さんや看護師さん、ママはもうやっていますよね?
「は~い、こっちみて!!ほらほらクマさんのぬいぐるみが踊っているよぉ」
痛みは脳で感じています。
できるだけ気をまぎらすのは有効な手段です。
子どもが痛い様子をみせず、無反応すぎて驚く時もあります(笑)
大人だったらすごいポジティブなコトを考えたり、世間話などして気をまぎらわせましょう。
針をみないようにする
視覚情報は脳に記憶されます。
針をみたコトによって、注射=痛いと認識してしまうと次回から診察室に行くだけで嫌がってしまいます。
ほかの痛いこと(ノドを診たり、鼻を診たり)があれば、
注射=痛い
じゃなく、
病院=痛い
と、子どもが記憶してしまうかもしれません。
呼吸をして息を吐いている時に、注射を打ってもらう
注射が痛くなくなる方法として有効ですが、赤ちゃんには使えないかもしれません。
「はい、息吐いて~」って解ってもらえないですよね・・
だけど、呼吸は身体をゆるめるには有効です。
実験してみましょう。
- 息を吸いながら身体を反らせる
- 息を吐きながら身体を反らせる
吐きながらの方が、身体を楽に反らせる事ができます。
患部をグーと圧迫しておく
- 注射をする患部を針を刺す数秒前からかなり強く圧迫
- 手を放した瞬間に消毒して予防注射をする。
そうすると、痛みが軽減します。
皮膚への圧刺激が、一時的に脳への痛みの伝達が中断します。
打つ場所をギュっと圧迫することによって、部分的に虚血状態にして麻痺させた状態になります。
正座のシビレも虚血性のシビレです。
その他でいうと、東洋医学でいうツボへの刺激もオススメです。
ツボの鍼刺激および圧刺激の皮膚感覚点に及ぼす影響という文献に、合谷(ごうこく)というツボを洗濯バサミで挟むだけで鎮痛が効くという実験が紹介されていました。
中国では合谷というツボを使用して、手術をするという実験も行われています。
筋肉をゆるめておく
呼吸によって身体をゆるめる方法と近いかもしれません。
腕への注射なら、上腕三頭筋とよばれる部位(二の腕)になります。ママか看護師さんが支えてあげましょう。
腕や肩の筋肉がゆるむので注射を痛くない状態にできます。
痛くないと思い込むこと
アホらしく感じますよね。だけど気持ちが大切です。注射が痛くなくなる方法として獨協医科大学越谷病院 呼吸器内科のブログで紹介されていました。