夜驚症の原因
前回、赤ちゃんの夜泣き対策につかえる11の方法をお伝えしました。
うちの子は夜泣きがひどいと思っていたのですが、夜驚症(やきょうしょう)だったと気がつきました(汗)
- 何かに取りつかれたように
- 火がついたみたいに
- もうエクソシスト(映画)
正直、親が怖さを感じるくらいひどかったです(T_T)
夜驚症は寝ぼけている状態です。
2、3歳くらいから症状が出てきて思春期ころに自然に治ります。
眠って2時間くらいすると、症状があらわれます。
年齢別の睡眠時間
この夜驚症の原因は科学的に証明されていませんが、かなり深掘りして夜驚症の原因と思えるものを調べました。
お伝えすること
夜驚症の原因はいまだ未解明
恐怖体験が原因になる
楽しかった経験が夜驚症の原因になる
ストレスが夜驚症の原因になる
遺伝が夜驚症の原因になっている可能性
医学的にみると部分的覚醒障害が原因の可能性
コラム:夢遊病との違い
心理学的にみると心の成長が原因になる
スマホで操作する夜驚症を治療するアメリカ生まれのデバイス
夜驚症の原因はいまだ未解明
赤ちゃんや幼児は、睡眠・覚醒のリズムが未熟です。
この睡眠と覚醒のリズムが崩れると夜驚症になりやすいですが、原因ははっきりまだわかっていません。
ごくマレにてんかんの症状がでる場合があります。
しかし、きっかけは色々あります。
- 日中に恐いテレビを見た。
- 学校や保育園で叱られた。
- 昼間に興奮するくらい遊んだ。
- 疲れや睡眠不足がある。
うちの子はどうだったかな。睡眠不足が疑わしい。。
1.恐怖体験が夜驚症の原因になる
経験値の低い子どもの場合、ちょっとしたコトでも恐怖を感じてしまいます。
恐怖体験の場合、経験値が増えてくれば自然に夜驚症の症状は無くなります。
主な恐怖体験
火事や事故などに遭遇
大声で叱られた
大きな音(食器が割れるなど)
地震やカミナリ
大けがやプールで溺れた
お化けが出たりするテレビを見た
2.楽しかった経験が夜驚症の原因になる
恐怖体験も楽しい体験も共通しているのは、【興奮】です。
興奮体験が睡眠中に夢としてあらわれて夜驚症となってしまいます。
主な楽しかった経験
旅行に行った
家族で遊園地に行った
色々な初めての経験
3.ストレスが夜驚症の原因になる
子どもにストレスなんて無いと思いますよね。
だけど、今の子どもは何かと大変です。
昔からあるような引越しや転校はかなりストレスです。現在だと習い事もストレスの1つになるかもしれません。
主なストレス
友達とケンカをしたり、仲間はずれにあっている
兄弟ができた
転校や引越し
習い事が多く遊ぶことができない
親からのプレッシャーを感じている
学芸会や運動会などの発表会があり緊張している
最近は、お受験などで塾や習い事をしている子どもが多いです。
運動不足になると、からだの疲れと頭の疲れのギャップが大きくなり、肩こりや頭痛を訴える子どもが増えています。
4.遺伝が夜驚症の原因の可能性
「夜驚症の原因の1つに遺伝の可能性がある」とカナダのモントリオールのサクレ・クール病院小児科医チームが専門誌に発表しました。