『冷房』と『除湿』電気代が安いのは?
毎日じめじめして嫌ですよね。エアコンは当たり前のように使っていると思いますが、使い分けはどうしていますか?普段は冷房派ですか?除湿派ですか?
- 冷房は、部屋の空気の温度を下げる
- 除湿は、温度を下げずに湿度を下げることを目的
しかし、除湿量は冷房の方が多いと言われています。
除湿にしておけば電気代も安くすむしカラッとして身体にも良いと思っていませんか?
実は最近は違ってきているようです。
お伝えすること
エアコンの電気代は機種によっては除湿が高くなる
価格コムの売れ筋エアコンベスト5位の除湿システムを調べました
弱冷房除湿と再熱除湿という2つのタイプがあります
コラム:冷やし過ぎは自律神経に悪影響
かしこくエアコンの冷房と除湿をつかい分けよう
電気代の安いエアコンを選ぶなら
エアコンの電気代をさらに節約する
エアコンの電気代は機種によっては除湿が高くなる
エアコンの電気代は除湿の種類によって違います。
弱冷房除湿<冷房<最熱除湿
この順番で電気代が高くなります。
そのためエアコンの種類によっては除湿より冷房の方が安くなります。
最熱除湿は冷えすぎ予防のために空気を温めるので電気代が高くなります。
価格コムの売れ筋エアコンベスト5位の除湿システムを調べました
パナソニックCS-226CF
パナソニックCS-226CFは、冷房除湿のみ
日立白くまくん RAS-AJ22F
日立白くまくん RAS-AJ22Fは、ソフト除湿という名称でした(冷房除湿)
コロナRC-2216R
ダイキンS22TTES
ダイキンS22TTESは、9段階セレクトドライという冷房除湿でした。
三菱電機霧ヶ峰 MSZ-GE2216
三菱電機霧ヶ峰 MSZ-GE2216は、選べる3モード除湿でした。
結果として、
価格コムの売れ筋ランキング上位5位(2016.7.31現在)までを調べると、すべて弱冷房除湿でした。
弱冷房除湿と再熱除湿という2つのタイプがあります
湿度は、空気中の水分の量です。
空気の温度が高くなると蓄えている水分量が増えます。
空気の温度が低いと、蓄えている水分量が少なくなります。
弱冷房除湿は、水分を集めるために温度を下げた空気をそのまま部屋に戻します。
再熱除湿は、温度を下げた空気をちょうどいい温度にあたためなおしてから部屋にもどす。これは部屋の冷えすぎを防いでくれます。
メーカーのほとんどが、エアコンの上位機種の場合は、最熱除湿と弱冷房除湿の切り替えが可能だったり、最熱除湿になっています。
標準的な売れ筋エアコンの場合、弱冷房除湿のみになります。
音声あり
コラム:冷やし過ぎは自律神経に悪影響
一般的に5度以上の温度差がある場合、自立神経失調症になりやすいです。